企画・法務本部

SCROLL

用船
船の持ち主から一定期間船を借りること。

カーゴクレーム
まれに船積み途中で貨物にダメージが発生することがあります。お客様は貨物に保険をかけているため、ダメージについて検証を行ったのち、保険会社と事後処理について交渉します。

ブローカー
船を借りたい人と貸したい人の間に立って、両者の間で商売が成立するよう仲介する専門業者。

どんな仕事?

企画・法務本部の業務は、多岐に渡ります。 企業価値向上のためのプロモーション活動をはじめ、システム導入による社内環境整備や効率化の推進。また、船体整備計画の策定や、それに伴う用船業務も担当しています。

各国の大使館や、国交省との窓口業務も私たちの任務です。他にもグループ経営施策の立案や、カーゴクレームの保険処理、他部署では管轄外の業務を引き受けるのも私たちの役割です。 ……軽く、担当業務を羅列するだけでも長くなってしまいましたが、一言で表現すれば“協和海運のなんでも屋さん”という立ち位置でしょうか。

いずれの業務においても、私たちのミッションは、社内環境を整え、経営を補佐するということ。これまでも、これからも、より骨太な会社になることを目指して、各課題をクリアしていきます。

日本語以外の会話は?

対内的な仕事が多いため、英語を使う頻度は他部署より少ないです。しかし、各国の大使とお話しをするときや、用船の契約書を読み込み、ブローカーを通して船主と交渉する際は、英語が必須。

他部署に比べると、英会話の機会が限られますが、丁寧な言葉や、専門的な単語、独特の言い回しを覚えるなど、日々の勉強は欠かせません。 英語を習得していくと業務がスムーズになっていき、自身の成長も感じられますので、楽しいです。

こぼれ話

毎日、決まった仕事をするのではなく、その時々の状況に応じて、「自ら仕事を考えて作り出していく」ことが、この部署の大きな特徴です。

ちなみに私は今日、用船の交渉と、会社の広報活動という、ジャンルの異なる案件を同時並行で行いました。船主とシリアスな金額交渉をする一方で、「協和海運の良さを皆さんに知ってもらうにはどうしたらいい……?」と、頭を悩ませた一日でした。

多種多様な業務を、並行して経験できる。これは、とてもありがたい環境です。同時に、自ら率先して学び、考え、行動する姿勢が求められているということも認識しています。

心がけているのは、長期的な視野を持つということ。即座に、結果として現れにくい性質の仕事も多いため、一喜一憂せずに、物事を多角的に分析し続け、協和海運をより良い会社にしていきたいです。

他部署との関わり方は?

最近は、社内環境整備や広報活動の一環として、全社員にアンケートを実施しています。 「何を感じながら仕事をしているのか」、「どんな会社にしていきたいのか」等々の話しを具体的に聞いており、かつて営業本部に所属していた頃よりもずっと広く深く、他部署との関わりが増えています。

また、用船関連の業務では巨額の予算が動くため、営業本部、経理・総務本部の担当者と綿密なすり合わせをし、ミスがないよう、確認をし合っています。

1日の流れ

出社

デスクに座ったら、まずはメールチェック。契約書関連はすぐに対応。

用船契約書のwordingをチェック

どうすれば当社にとって有利な契約に持ち込めるかしばし、思案……。

ランチタイム

お弁当持参、ときに外食。日比谷エリアなので、飲食店は選び放題です!

営業担当者とのミーティング

荷主の要望を確認し、どのような条件で用船するべきか話し合う。

広報のための打ち合わせ

広報関連の業者さん来社。確実でいて効果的なプロモーション施策を検討。

ブローカーと電話交渉、契約書の手直し

ブローカーを通して、当社の意向と船主の希望のすり合わせ。

仮契約成立

この日は、希望通りの契約内容でとてもHAPPY!!

退社

業務中に発生した不明点、課題点を退社前に勉強して、帰宅。