CASE.01

営業本部2014年入社

仕事内容は、こんな感じ

私は入社以降、営業本部一筋。今春からは外南洋航路の営業主任となり、合計三隻の採算を管理しています。

採算管理で重要なのは、緻密な船腹管理。三隻のスケジュールを把握し、「来月、この船が横浜に到着する前までに、コンテナ50本分の貨物の顧客を獲得しよう」、「十分な貨物が集まりそうなので、この港に寄港しよう」といった感じで“航路の先”を読みながら、採算をとっています。

日頃はオフィス業務が大半ですが、ときにはお客様の元に伺い、食事をしたり、仲良しになったお客様のバンドのライヴを観に行くことも。私は人と会うのが大好き。あらゆる業種の方々と触れ合える協和海運の営業は、刺激的です。

※船腹管理
船腹とは、船の胴の部分で、貨物を積み込む箇所のことです。船腹管理は、満船になる集荷を目指しつつ、貨物を積み残すことのないよう、スペースの把握が肝要となります。

ここが、イチバン!

1船の1航海ごとの売上は、数千万〜億円単位。

燃料費や、船の建造費の減価償却費を考えると、それだけのお金が必要となります。

大金を管理するため、ときには胃が痛むような思いもしますが、私たち営業部の売上が、会社や関連会社の売上となるため、営業戦略が上手くいったときは「よし!」と、気分が上がります。

どうして協和海運に?

私が小学生の頃の興味対象は、国連、世界遺産、ユネスコ。実家がイギリス人女性のホストファミリーになったためか、海外志向の強い子供でした。

その後、大学、大学院へと進学するにつれ、発展途上国の援助に関わる仕事を志望するように。就活中は、JICA(国際協力機構)や、商社などの大組織も見てきましたが、希望する部署に配属され、本当にやりたい仕事ができるのか、悩むように。

そこで出会ったのが協和海運でした。この会社の事業は海運のみ。入社後の仕事内容が明確で、社員一人ひとりに意思決定権があると聞きました。しかも発展途上の南太平洋地域に、食品や生活必需品などを届け、ライフラインを支えている。まさに私の志望にピッタリの会社だったのです。

協和海運って、どんな会社ですか?

自分を偽らず、ありのままでいられる会社です。私は入社以来、一度も上司に怒られたことがありません。仮に仕事で間違いを起こしても、ミスの原因を丁寧に教えてくれる方ばかりです。南の島の人たちと仕事をしているからか、ゆったりとした社風で、細かいことにイライラする人がいないんです。

あと、社員のプライベートに対する充実ぶりはすごいです。私の趣味はサッカー観戦。平日でも定時後にJリーグを観に行きますし、長期休暇の際は、ドイツのFCバイエルン・ミュンヘンの試合を観に行きました。社内には、毎日のようにダンス教室に通っている人もいます。なんでも休日にはクラブでダンスバトルをしているとか!? みんな友達のように仲が良く、楽しいオフィスです。

実際、働いてみて 「海運」って仕事のイメージ、 どうなりました?

就活時、複数の海運会社を見てきたわけではないので、入社前は海運業務の具体的イメージが湧いていませんでした。「私も船に乗るのかな?」くらいの大まかなイメージのみ。ですので、入社後のギャップは、デスクワークの割合が想定以上に高かった、くらいですかね。

実は私、採用面接の際に、「海外駐在はありますか?」と質問したのですが、「ありません」と聞き、少し落胆をしていたのです。海外駐在への憧れが強かったので。なんと入社5年目の夏、グアムに駐在員として赴任するという経験ができました!海外でのビジネス経験を積みたかったので、絶好のチャンスと思いこの機会を逃しませんでした。まさに願いは叶う。私、日頃から「海外に住みたい」ビームを発していたのかな?

就活中のあなたへ

就活においては、まず、自分の中で譲れない事柄を確立してください。私の就活の軸は、「発展途上国に関わる仕事」でした。しかし、文系大学院卒での就活は難航し、就職浪人も経験しました。落ち込むこともありましたが、考えを深めていくうちに、「自分の考えは正しい!」と思うようになり、迷いは吹き飛びました。そして協和海運に出会えました。

就活中は、自分の本当の希望や、将来への想いを胸にしまい込み、企業の求めに合わせてしまうこともあると思います。でも、自分を偽っていたら、楽しく仕事はできません。

ぜひ、自然体のまま就職活動をしてください。あなたがのびのびと活躍できる会社に、いつかは出会えるはずですから!

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