CASE.05

安全・運航本部2003年入社

仕事内容は、こんな感じ

私のメイン業務は、海上コンテナの在庫管理です。例えば、お客様からコンテナのブッキングが入り次第、港の在庫状況を確認しながら、十数社ある契約リース会社の在庫状況を確認。それらの中から料金、日数など条件のいい会社を選び、最適なコンテナを手配します。

コンテナは1日毎に料金が発生しますが、それだけでなく、移動をさせると料金がさらに加算されます。例えばヤードに返却されたコンテナをトレーラーから下ろしたらいくら、輸出の需要のない港から必要とされる港へ移動させるといくら、といった感じです。さらに、港に置いておくだけでも、保管料がかかります。

ですので、置いておく必要のない空のコンテナは、素早く低コストで回収することが肝要。私は営業からの要望を考慮しながら、コンテナを回収できる船の到着日時や、船腹の残スペースの容量、各港のコンテナ在庫状況を計算した上で、回収プランを作成します。

理想通りにいくとスッキリします!

ここが、イチバン!

コンテナは、リース会社、各港の代理店、本船、ときには他船社などと連携して、管理します。

料金はリース会社、港、曜日によって上下しますので、各港で必要分は確保しながら全体の在庫量をできるだけ少なくするように、毎回緻密な料金計算をし、最適な移動方法を考えます。

航路を読み、ときに値下げ交渉もし、在庫管理の最適解を模索し続けた結果、コストダウンに成功しました!

どうして協和海運に?

横浜の本牧埠頭が眺められる場所で生まれ育ったので、もともと海が好きでした。大学生の頃は英語が好きで、海外旅行も大好き。自ずと国際的な仕事がしたいと思うようになり、海運業や国際物流に惹かれました。

就活中、協和海運の説明会でオフィスを訪ねたら、若い人や女性がイキイキと働いている姿を間近に見ることができ、社員の雰囲気もフランクでとても優しかったです。この会社はいいな、働きやすそうだなってピンと来ました。

しかも航路は太平洋島嶼国。学生の私には聞いたことも、行ったこともない場所ばかり。好奇心が刺激され、「仕事で行きたいな」と思っていたら内定通知が。実は、他の海運会社も受けていましたが、協和海運に即決しました。

協和海運って、どんな会社ですか?

社員みんながオープンマインドな会社です。ワンフロアのオフィスなので、コミュニケーションも取りやすいです。なにより、若手が何か困ったときも、「我、関せず」といった態度をとる先輩がいません。必ず誰かが手助けします。

とはいえ、最近の後輩たちはしっかり者揃い。なんでもソツなくこなします。私が一年目の頃は、今の後輩たちよりも、ワタワタしていた気が……。でも、その度に先輩たちが優しくアドバイスをしてくれました。

今、私は課長です。後輩たちには安心して仕事を任せていますが、同時に彼らの仕事のフォローは欠かしません。かつて先輩たちに優しく指導してもらったことを振り返ると、困ったときは助け合う、この社風を大切にしていきたいと思います。

実際、働いてみて 「海運」って仕事のイメージ、 どうなりました?

2014年、各港のコンテナの管理状況をウェブベースで情報共有できる「コンテナ管理システム」を立ち上げたときのことでした。

当初このようなシステムに不慣れな代理店が多かったので、電話やメールで説明をし、さらには中国をはじめ、グアム、ミクロネシアには現地に赴いてトレーニング会を開きました。

そこで分かったのがミクロネシアの通信環境の不便さ。

ミクロネシアはネットがアナログ回線の島もあり、停電も多発する地域。

大変な環境で必死にシステムを導入しようとしてくれる彼らの姿を見て、感謝の気持ちが湧き上がりました。そして私も必死でシステム導入をフォローしました。

この仕事は、単にモノを運ぶという仕事ではないということが、現地で直接会うと分かるんです。海運は、「人対人」で成り立っている仕事なんです。

就活中のあなたへ

私は、協和海運のオフィスを訪れ、社風の良さを体感し、好きになりました。社員の活気がいい!って思えました。

会社の雰囲気を直に感じることは、大切です。実際のところ、仕事の本当の姿は、入社しないと分かりません。だったら、なるべく会社の空気は直に触れた方がいいです。自分は一体、何がしたいのか、振り返るきっかけにもなります。

私は、入社して早15年以上。この仕事が好きです。楽しいです。あのとき、オフィスを訪れて、ラッキーでした。「自分は何を求めているのか」、皆さんも、体感から探ってみてください。

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