CASE.03

営業本部2017年入社

仕事内容は、こんな感じ

私の担当業務は、定期船航路業務と、営業業務。定期船航路業務では、パプアニューギニア航路の船腹予約の集計を担当しています。営業担当者から貨物の情報を受け取り、それらをまとめる任務ですね。協和の船型は、様々な貨物を運べる多目的船。貨物には、大型トラックや建築資機材など、多種多様な形があるので、全体把握は欠かせません。

営業業務では、顧客にできるだけ実際に会う、電話をすることを優先し、自分の人柄を伝えることを心がけています。海運はサービスを多様化させるのが難しい業種のため、顧客との関係性を深めることが最重要。「信頼できるいい人だな」と思って頂けるよう、いつでも前線に出て自分をアピールしています。

※船腹予約=ブッキング
荷主が船社に対し、貨物の船積みスペース確保の依頼をすること。

ここが、イチバン!

この仕事では、何度もダイナミックな光景を目にします。

パプアニューギニアでの露天掘りの鉱山で使われる巨大な建機が吊り込まれるのを生で見たときは、その迫力に圧倒されました。船腹に数百本ものコンテナが次々と積まれていく光景も、実際に眼にすると、「自分は、スケールの大きな仕事をしているんだ」と強く実感しますよ。

どうして協和海運に?

就活時は、「ダイナミックに働ける海運、貿易関係の仕事がしたい」と、商社や港湾運送業、フォワーダーなどの物流業者を見てきました。その流れの中、協和海運は、自社で船を所有し、運航するオーナー・オペレーター業だと知り、俄然と興味が高まりました。「これは、他社にはない価値、資産だ」と。現在、協和海運は、外航コンテナ定期船航路を持つ数少ない日本企業のひとつ。時代の荒波を乗り越え定期船事業を粘り強く続けてきた証と言えます。

でも、入社の最終的な決め手は、説明会で触れた会社の雰囲気。社員の方々とお話しをしたら、肩の力が自然と抜けるほどにフランクで、やさしく接してくれた。ここなら長く働ける、そう直感して協和海運に飛び乗りました!

※フォワーダー
国際輸送を主に取り扱う貨物利用運送事業者の総称です。荷主から貨物を預かり、他の業者の運送手段(船舶、航空機、トラックなど)を利用して、運送を引き受けています。

協和海運って、どんな会社ですか?

少人数体制で多様な国に対応をしているため、社員一人ひとりの裁量が大きいです。何かと会議をして上長の許可を取る、といった文化とは正反対で、入社間もない社員にも、自分で決断を下す仕事が多く任されています。

あとは、学生時代から国際経験豊富な社員が多いですね。英語はもちろん、フランス語、韓国語、フィリピン語など様々な外国語に精通している方がいて、刺激的です。

社内のコミュニケーションも活発です。終業後は営業部の皆と、よく飲みに行っています(もちろん自主参加ですよ!)。会社近くの新橋はもちろん、「上野に面白そうな店がある」と提案があると、皆で遠征することも。夏はキャンプや、バーベキューに行きますし……、ホントに仲が良い会社なんですよ。

実際、働いてみて 「海運」って仕事のイメージ、 どうなりました?

スケールの大きな仕事をしていると頭では理解しているのですが、実作業はデスクワークがメイン。入社したての頃は、「スケールの実感が湧かないな」と思うこともありました。でも、進水式に立ち会って、その認識は一変しました。

陸に上がっている船を間近に見たときの第一印象は、「これって、ビル!?」。普段、目にする船は、船体の半分が海水に潜っている状態ですから。全高約45mの船が轟音を響かせながら進水していくシーンは、誰しもが感動するはずです。

そんな巨大な船の運航を、少人数体制で管理するのが協和海運。各船の予算も巨額です。日頃はデスクで地道にデータ管理をしていますが、やっぱりスケールの大きな仕事、“地味に、凄い!”仕事なんだと、心から理解できました。

※進水式
新たに組み立てられた船舶の誕生を祝う式典です。一般的には新造船舶を初めて水に浮かべる際に行う作業や儀式のことをいいます。

就活中のあなたへ

会社を事業単位で判断するのではなく、「この会社が強みとしている分野なら、ずっと興味を持ち、働き続けられる」と思えるかどうか。私は、そんな視点で企業をめぐっていました。営業がしたい、業績がいいといった理由も、もちろん大事ですが、“魂が込められる”、“充実感を覚えられる” 仕事の方が、長く継続できると思うのです。

「継続は力なり」。私の好きな言葉です。協和海運は40年間以上、南太平洋地域への海上輸送一筋。ここなら専門領域を追求し続けられると思い、私は入社を決めました。就活期間は、情報の海に放り出される時期です。ぜひ、“この核心だけは、妥協しない”という軸を持って、選んでいってください!

気軽に会いに来てくださいね!

他の社員も見る?