CASE.02

営業本部2012年入社

仕事内容は、こんな感じ

営業、営業事務を中心に、採用、広報と幅広い業務を担当しています。営業は、既存のルート営業に加え、「初めて海外に貨物を輸送する」、「新規で海外ビジネスを始めたい」といった方々にも、海上輸送のコンサルティングをしています。「南太平洋地域に関するビジネスなら、まずは協和に相談しよう」そんな存在を目指し、日々の営業活動、そして広報にも励んでいます。

協和海運の現在のライバルは国内にとどまらず、世界中の船会社。他社との差別化を進めていくために、マーケットの情報収集をいち早く行い、現地パートナーとの連携を緊密にすることで、ネットワークの拡大強化に取り組んでいる最中です。

ここが、イチバン!

ODAや政府系機関の大規模輸送(“プロジェクト”と呼んでいます)を任されることもあります。船長、運航担当、フォアマン、お客様と打ち合わせを重ね、プロジェクトを完遂したときの達成感は格別。無事に船積みを終えたあと、横浜港の船上からベイブリッジ越しにみなとみらいを眺めつつ飲んだビールの旨さったら! 最高の一杯でしたね。

※フォアマン
船内積み込みを行う作業員の総指揮監督者をいう。船会社および本船一等航海士の指示に従い、積荷配置図を作成し、積み込み作業全体を指揮監督する。

どうして協和海運に?

毎夏、家族で海に行く。子供の頃の私にとって、それは楽しみなスペシャルイベントでした。その頃は英語塾にも通っており、「将来は、海や英語に関係する仕事がしたいな」と漠然と思っていました。また、何かひとつの道を究めるプロフェッショナルへの憧れも強かったのです。

就職活動でたまたま見つけた協和海運は、英語が活かせる会社で、太平洋の島国の専門集団。もう「ここしかない!」と思い、それまで知らなかった海運業界の勉強を、夢中でしました。すでに予約で満席だった説明会にも、頭を下げて無理に入室させてもらい、当時の私は、相当なLOVE光線を発していたと思います。愛が成就して良かったです(笑)。

協和海運って、どんな会社ですか?

太平洋の島国をめぐる独自の航路と、自社で建造・保有する船。そんな豊かな資産を持つという強い優位性がありますが、懸念点もあります。船をまわし続けることが肝要な定期船事業の性格からか、何か新しいことに挑戦し、それを継続しようとする姿勢が足りない気がします。と、このように社員が言いたいことを公言できるフランクな会社です(笑)。

また40名弱という少人数で、外航海運をまわしているというダイナミックさ。自分やチームの仕事の全社への影響が大きく、そしてよく見通せる。「組織の歯車」として働く感覚とは違います。さらに、社長や役員と直接話す機会が多いので、経営的視点を若いうちから持ちやすい点も、いわゆる大企業にはない魅力だと思います。

実際、働いてみて 「海運」って仕事のイメージ、 どうなりました?

事前に勉強をしていたからか、入社後も仕事内容にはギャップを感じませんでした。しかし、船の排出ガス、排水などへの環境規制が不可逆的に厳しくなっていくことには驚きました。また、営業損益が為替や燃油価格などの外部要因に大きく左右される業界です。

「海運」のイメージを最も体感できたのは、なにより乗船研修です。船の上で満天の星を眺めながらビールを飲む。船員さん達と1日5食の食事を楽しむ。島嶼では各国の文化の違いを体感し、新鮮なカニやマグロに舌鼓を打つ。で、5、6kgほど太って帰国する研修です(笑)。

本当に最高の体験でした。乗船研修のエピソードは、社員達の間でも鉄板の話題。研修後は船や島の現場のことをイメージできるようになり、仕事への取り組みも変わります。

※乗船研修
入社2、3年を経た社員に与えられる、約1ヶ月半の研修です。船員たちと共に船に乗り込み航路をまわり、各国の代理店との交流も深めます。

就活中のあなたへ

「ここだ!」と直感する会社があれば、徹底的に深掘りをしてみてください。私が協和海運を知ったときも、他社の研究は棚上げし、協和海運に一点集中で対策をしました。

面接も、人と人の交流ですから、学生さんが時間をかけて自社のことをよく調べ、知っていてくれているとその熱意は伝わるし、面接官もうれしいものです。その上で、簡潔に自然体で自分のことを話せるように準備してくれれば、皆さんの長所は伝わります。たくさんの人とお話したいので、ぜひ気軽に会いに来てくださいね!

ほかの社員も見る?